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糖尿病の方に

インスリンの働きを正常に近づける「まいたけ」

糖尿病は遺伝的要素に加えて、過食や高脂肪・高カロリー食、運動不足、ストレス、喫煙、アルコールの摂取過剰などの生活習慣によって誘発されます。
まずはこれらの危険因子を取り除き、お医者様の指導に従った食事療法、運動療法、薬物療法を行うことが糖尿病の進行と合併症の併発を防ぐ第一歩です。

その一方で、ここにあげる野菜を食べることは、糖尿病で本来の活動ができなくなった内臓機能をサポートしてくれるものです。
もちろん糖尿病予備軍の方たちにも有効です。

1.まいたけ

X-フラクション(エックスフラクション)という、まいたけ独自の栄養成分が糖尿病の方の体に効果を発揮します。
この成分はインスリンの働きを正常にし、抗腫瘍効果、免疫力アップにもなります。

まいたけを選ぶときは、肉厚で密集していて、触るとパリッと折れるような新鮮なものがおすすめです。

2.ゴーヤ(にがうり)

ゴーヤは、「植物性インスリン」とも呼ばれる成分キャランチンを皮部分に含みます。
すい臓を活性化させ、糖尿病の改善・予防効果が期待できます。
夏が旬の野菜ですから、夏バテで食欲と体力が落ちたときにもぜひ摂りたいもの。
苦味成分のモモルデシンが胃液の分泌を促して食欲を増進させます。
肝機能向上効果もあると言われます。

鮮度のいいゴーヤの見分け方は、ずっしりと重量感があるか、上下部分がしぼんでおらず全体がつややかか、です。

3. ごぼう

糖尿病に良いのは、ごぼうに含まれるイヌリンという成分です。
イヌリンは糖質の吸収を遅らせて食後の血糖値の上昇を抑制します。
カリウム、マグネシウム、亜鉛、銅など、体の機能を整えるミネラル成分も多く含まれています。

繊維質が気になって食べづらいという高齢者の方には、細かなささがきにしたり、包丁ではなくスライサーで薄くそいで調理してあげると良いでしょう。

 

血流の改善と免疫力アップで合併症を予防

糖尿病は免疫力がなくなり血流も悪くなるため、様々な合併症が心配されます。
そこで摂りたいのが「ねぎ族」の野菜。
トリスフィドという硫化化合物(硫化アリル)を含み、この物質が血液中の血栓をできにくくしてくれます。
ねぎ、にんにく、たまねぎ、にらなどがねぎ族の代表ですから、スープ、味噌汁、炒め物、なべ料理など、様々な料理で幅広く活用してください。
にらは、免疫力向上と虚弱体質改善にも良い野菜です。
独特の香りが苦手という場合は、歯ざわりがソフトでにおいも控え目、かつ甘味もある「花にら」や「黄にら」がいいでしょう。