HOME > 野菜を食べよう > 秋が「旬」の野菜 > しめじ

冷凍しても食感、味がほとんど変わらないので、うちではいつも冷凍庫にしめじが入っています。
冷凍のコツは、買ってきたら石づき部分を切り落とし、食べやすく1~3本ずつほぐして、まずはトレーやバットにぱらっと広げて冷凍します。
その後凍ったら密閉袋にうつしましょう。
こうしておけばバラバラになっているので、使いたい分だけ取り出せとても便利です。
ところで、今普通に店頭で見かけるしめじ、実は、しめじじゃないってご存知ですか?
一般にしめじという名前で売られているものは「ぶなしめじ」のことですが、これは本来のしめじとは別種の「ヒラタケ」というきのこの栽培種です。
かつてこの栽培種ヒラタケが、しめじ属きのこの代用品として売り出され、それがそのまま定着したということです。
ちなみに「本しめじ」と言われる野生種は、とても希少でマツタケの数倍の値段で売買されていますから、なかなか庶民である私たちの口には入りません。
さて、きのこ全般に言えることですが、しめじもまた食物繊維の宝庫。
便秘解消だけではなく、コレステロール値の低下にも効果的です。
しめじには、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸も含まれます。ビタミンB2は動脈硬化などの成人病予防に欠かせません。
ナイアシンは精神的ストレスによる胃腸障害、とくに神経症的下痢を緩和してくれる効果があると言われているので、しめじを使った炒め物、汁物、しめじのピクルスなどで、ぜひ積極的に食べましょう。
パントテン酸は、ストレス社会に生きる現代人には必須のビタミンのひとつ。
というのは、人の体はストレスを受けると、副腎皮質から副腎皮質ホルモンを分泌して、ストレスに対抗する姿勢を作りますが、そのときに必要とされるビタミンがパントテン酸だからです。
パントテン酸は、鶏、豚、牛のレバーと緑黄色野菜にも多いので、レバニラに、たっぷりのしめじを入れて「しめじ入りレバニラ炒め」などをおすすめします。
また近年とくに注目されているきのこの栄養価が、β-グルカン(ベータグルカン)という、きのこ全般に含まれている他糖体。
免疫力アップと抗がん作用があるそうです。
実はマツタケ以外のきのこのほとんどが栽培種なので、現在きのこは一年中を通して安定した価格で売られています。
でもやはり秋には、いつもよりたくさんきのこを食べて本来の四季を満喫したいものです。
たとえば、体を温めたい日には、しめじ・牛乳・粉チーズで仕上げる「しめじリゾット」はいかが。
また、「秋鮭ときのこ三昧のホイル蒸し」は、レモンをアクセントにすると味がきゅっと引き締まります。
お子さんには、大好きなハンバーグに照り焼き風のきのこ和風ソースを、たっぷりからめてどうぞ。