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1年中出回っているキャベツですが、葉質が柔らかく甘味もある春キャベツが、ここ数年人気が右肩上がりです。
鮮度を見分けるときは、キャベツをひっくり返してみて切り口がみずみずしいか、底が傷んだり変色していないか、葉にツヤとハリがあるか、などを基準にしてください。
冬に出回るキャベツは、持ってみてずっしりと重いものが良品とされますが、春キャベツはそもそも結球がゆるい品種なので、冬キャベツほど重さにこだわらなくて大丈夫です。
調理するときは外側の1枚は使わずに捨てましょう。
というのは、キャベツは柔らかくて虫にとっても非常においしいのでモンシロチョウ(青虫)の大好物。
つまり自然のままでは中まで虫食いだらけになってしまうため、「無農薬」と表記していないキャベツのほとんどは一定量の農薬散布がごく普通に行われているからです。
ですから料理のときは、外に近い葉ほど1枚ずつ丁寧にはがし、流水でじゅうぶんに洗浄する習慣を持ってください。
さて、コトコト煮込んで甘味が倍増し、くったりと食べやすくなった春のキャベツは、子どもたちもどんどん食べてくれます。
生よりもたくさんの量を食べられますし、冷めてもおいしいのも嬉しいですね。
キャベツを、豚バラ肉やウィンナーと一緒に機密性のいい鍋に入れ、塩、コショウ、コンソメをふりかけて無水状態で火にかけておくと、キャベツの水分だけでできる美味しい「キャベツの蒸し煮」も作れます。
キャベツは、古代ギリシャやローマ時代から食べられていた最古の野菜のひとつ。
日本では、洋食が定着し始めた1960年代前半から一気に広まりました。
キャベツは美肌に欠かせないビタミンC、免疫力を高めてくれたり細胞の元となるアミノ酸、イライラ抑制効果のあるカルシウムなどが豊富で、葉の緑色の部分には、活性酸素を除去してくれるカロテノイドが多く含まれています。
キャベツが結腸がんを筆頭に、がん全般のリスクを下げるという研究結果もあるので、働きざかりのうちの主人には、週に1度はキャベツジュースを作って飲ませているくらいです。
作り方は簡単。ジューサーに、パイナップルやグレープフルーツなどのジュースを少しと生キャベツを入れて、がーっとまわすだけ。
二日酔いをしている朝は、果糖がアルコール分解を助けるように、そこにバナナや果糖シロップを足してあげたりもします。
胃腸薬「キャベジン」は、キャベツに含まれる、胃炎や潰瘍の回復に効果があるビタミンU(水溶性ビタミン様物質)を利用した薬だというのは有名な話ですよね。
でも食べすぎはNG。生キャベツの繊維は消化が悪いので、食べすぎると逆に腹痛を起こしてしまいます。
千切りにしたあと水に放しておくとパリッとして食感が良くなりますが、ビタミンCが流出するので適当に水からあげるようにしましょう。