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夏といえば私は、彩り豊かな夏野菜がいっぱい入った「夏野菜カレー」が食べたくなります。
ナス、トマト、キュウリ、そして欠かせないのが、黄金色の実と深緑の皮のコントラストも美しい「かぼちゃ」です。
皮が厚くて切るのがなかなか大変なときは、ぴったりラップをして1~2分レンジで加熱すると切りやすくなります。
丸ごと買うときは、皮にツヤがあって硬く、持ってみてずっしりと重いものを選ぶのがコツ。
切り分けてあるかぼちゃの場合は、種がしっかり詰まっていて、その周囲のわたがしなびておらず、黄色が鮮やかで、切り口が乾いていないものが新鮮です。
体を温めるビタミンEが豊富ですから、冷房や冷たい飲み物で冷えがちな体のためにもぜひ食べたい野菜です。活性酸素を無毒化して発ガンを阻止する作用のあるセレンも含まれています。ちなみにセレンは、ビタミンEと一緒に摂ると効果が倍増しますから、アーモンドなどのナッツとともに、またはビタミンEの多い植物油で揚げたり炒めたりして食べると良いでしょう。
調理はぜひ「皮ごと」。皮には実以上に、粘膜や目を丈夫にし、免疫力を高めてくれるカロテンが含まれているからです。
かぼちゃは、こぼれた種からも芽が出て結実することもあるほど強健なので、無農薬栽培が比較的容易にできる野菜です。ただし輸入物の場合は、表面や切り口にカビが生えないよう、表面に防カビ剤をポストハーベストとして散布していることが少なくないので、調理するときはたわしで表皮をごしごし洗うか、表皮を包丁でこそげ取ってしまったほうがいいでしょう。
かぼちゃがたくさん手に入ったときは、一口大に切って生のまま冷凍してしまいましょう。
じゃがいもは冷凍するとスカスカになって食感が極端に落ちますが、かぼちゃは大丈夫。凍ったまま煮物やグラタン、カレーなど、いろいろな調理に使えてとても便利です。
保存は丸のままであれば冷暗所で1~2ヶ月は持ちます。栄養的には、ビタミンA、C、Eなども豊富です。
ところで、かぼちゃの収穫期は6~9月の夏ですが、12月の冬至の日にどうして「冬至かぼちゃ」を食べるのでしょう。もしやかぼちゃの旬は冬? 確かにそういう見方もできるようです。かぼちゃは、3~4ヶ月貯蔵すると水分も抜けて栄養価も増し、追熟する(デンプン質が糖分に分解されて甘味が増す)ために、秋冬のかぼちゃもとても美味しいからです。
それは先人の知恵でもあります。夏に採れた栄養価の高いかぼちゃを大事に冬まで取って置いて、寒さを乗り切る体を作ろうということから来たようです。