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ほうれん草

ほうれん草

緑黄色野菜の定番といえばほうれん草。
ハウス栽培ものもあり一年中出回っていますが、冬場の路地ものがやはり葉も肉厚で甘味もあっておいしさは群を抜いています。

根元の茎と茎の間に残っている土が気になるときは、根元に下から十字に切り込みを入れ、水の中で上下にふり洗いをしてみましょう。
残留農薬が気になるときは、全体がよく湯の中にさらされるよう、適当な長さに切ってからゆでるとベターです。

ゆでるときは沸騰したたっぷりの湯に塩を入れ、そこに約2分。
茎から先に沈めると全体が均一にゆで上がります。

ゆで上がったら水にとってアクを抜きましょう。
色も鮮やかになりますし、余熱で葉がくたくたになるのを防げます。
ただし水につけすぎは味も栄養分も失われるので手短かに。

鉄分と、鉄分の吸収を助けるビタミンCが豊富なので、貧血気味の人にはぜひ食べて欲しい野菜です。
同じく鉄分豊富なカキと一緒にバターソテーにすれば鬼に金棒ですね。

赤血球中のヘモグロビンを造るという葉酸もたくさん含んでいます。
ほかには、不足すると味覚障害を引き起こす亜鉛、骨の発育に不可欠なマンガンマグネシウムもあります。

ゆでずに炒めたり、水さらしが不十分だと、歯がぎしぎししたり、渋みやえぐみを感じることがあります。
これは、ほうれんそ草のアクの正体、シュウ酸のせいです。
少々食べても心配はありませんが、多量に常に摂り続けると結石の原因になるので、あく抜きはしっかりするに越したことはありません。

 

ほうれん草をペーストにすれば料理レパートリーも増える

さて、ほうれん草を、おひたしや味噌汁ばかりにしていませんか?
もったいないですね。

うちでは、「ほうれん草ペースト」をたくさん作って、いろんな料理に使い回しています。
「ほうれん草ペースト」の作り方や材料は各ご家庭によって本当にまちまちのようですが、私流の方法をご紹介します。
材料は、ゆでたほうれん草、オリーブオイルで炒めたにんにく、松の実少々、塩コショウ。
これをフードプロセッサーにかけて滑らかにすれば出来上がりです。
網焼きした豚や鶏肉につけて食べてもいいし、牛乳でのばして温めれば「ほうれん草のポタージュ」になります。
クラッカーやバゲットにつけたり乗せたりしてもいいですよ。

最近は、茎が細くて生でも食べられる「サラダほうれん草」がよく売られていて人気です。
これはシュウ酸がほとんど含まれないよう品種改良したもので、生でもまったくえぐみを感じません。
生で良いので、ゆでたときのようにビタミンが流出することがなく、ほうれん草が本来持っている栄養素をそっくり摂取できるというのも長所です。
食感はやわらかくてベビーリーフのようです。
 

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