体にいいから野菜を食べなくちゃ。
子どもや夫に野菜を摂らせなくちゃ。
そんな義務感で野菜を捉えていませんか?
野菜と正しく向き合えば、もっと素直に、もっと率先して野菜を調理したい、食べたいと思うようになるはずです
人の食卓は、私たちが思っている以上に創意と工夫に満ちています。
現代のように冷凍技術が発達していなかった頃は、冬場不足する野菜を「漬物」にして保存性を高め、冬場のビタミン不足を補っていました。
漬物は日本の専売特許ではありません。
ドイツのザワークラウト(キャベツの酢漬け)、韓国のキムチ、アメリカのハンバーガーに欠かせないピクルスなど、世界中においしくて個性的な野菜漬物があります。
ここ数年、小学生の課外授業で田植えや野菜の収穫を体験させる学校が増えています。
その様子がニュースでよく放映されていますが、見ると、子どもたちのあまりの楽しそうな様子に、こちらまで笑顔になります。
子どもたちはその体験を通して、本当にたくさんのことを学ぶでしょう。
でもその一方で私たち大人は、食べ物を粗末にしてはいけませんと子どもに教えつつ、ブランド野菜だけをありがたがったり、豊作になったら旬の野菜の価格暴落を恐れて野菜を大量廃棄したりと、あまり褒められない行為をしているのも確かです。
うちには6歳の息子と4歳の娘がいてアトピーやらアレルギーがありますが、幸いなことに平凡な野菜になかなかの興味を持ってくれています。
栄養学など難しいことは言ってもわからないと思うので、「夏になったら枝豆とスイカを食べようね」とか、「寒いときにネギを食べると体が温まっていいね」とか、日常会話の中に野菜のこと、季節のことをさりげなく盛り込んで、いつかは野菜大好きにさせようと画策中です。
また、何にでも興味を持つ年頃ですから、台所にいる私のところによく来て「どうして新聞紙で野菜をくるんでいるの?」 「たまねぎはどうして吊るしているの?」と聞く子どもたちに、喜んで答えるようにしています。
子どもたちの体調は成長と共に着々と快方に向かっていますが、それは私の野菜好きと関係しているのかなぁ・・・と思うことがあるのです。
もしそうなら、こんな嬉しいことはありません。
ここでは、そんな私が実践している野菜と上手に付き合うカシコツ(賢いコツ)を紹介します。