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アトピーの食事

除去食療法(悪いものを摂らない)

アレルギーに良くないとされるもの、人体に良くないとされるものを食べないという療法です。
まずは症状の原因が特定食物のアレルギーと診断された場合は、その食物やその食物のエキスなどが使われた食品を摂らないようにします。

また一般的にアレルギーに良くない、アレルギーを発症しやすいとされる食べ物をなるべく避けた食事をするという方法も効果があります。
具体的には、卵、牛乳、大豆などです。

アトピーの人は腸壁が荒れていて、そこからアレルギー原因になるものが吸収されて症状が出ることがあるそうなので、腸に負担になるもの、消化の悪いものを避けます。

例えば肉類です。
肉に含まれるアラキドン酸は、気管支喘息の症状・発病を助長するロイコトリエンが生成されるので、アレルギーの人はあまり食べないほうがいいでしょう。

砂糖はたくさん摂ると、消化管の中でカンジタなどのカビ菌(真菌)が増殖し、アレルゲンが吸収されやすくなるという研究結果があります。
ですから砂糖の多いお菓子やジュースはほどほどにし、調理でも白砂糖を使うのは極力控えたほうが良いようです。

いずれにしても食品添加物や農薬、科学調味料など、人工的なもの、薬品的なものはアトピーっ子には極力避けてあげてくださそい。
飲み物も人工的に作られた機能性飲料ではなく、自然由来で刺激が少ない麦茶などがおすすめです。

摂食療法(いいものを摂る)

引き算ではなく、足し算で、アトピーに負けない強い体を作っていくために、アトピーに良いとされる食物を摂る療法、それが摂食療法です。

特に良いとされる食べ物は、イワシ、さんま等の青魚類と、ヨーグルトなどの乳製品です。
ヨーグルトは無糖にしましょう。キノコ類と海草、無農薬の緑黄色野菜も積極的に食べると良いでしょう。

栄養素としては「α-リノレン酸(アルファリノレン酸)」「γ-リノレン酸(ガンマーリノレン酸)」「グリチルリチン」「ビタミンB6」が良いので、それらを多く含む食品が推奨されています。

α-リノレン酸を多く含む食品は、シソ油、えごま油、海草全般、大根など。アレルギー症状を緩和する働きがあります。
γ-リノレン酸は体内で生体調整ホルモンに変換され、アレルギー物質に勝つ体の基礎を作ってくれます。月見草油、わかめ、昆布などに多く含まれます。

グリチルリチンは、アレルギ-や炎症、ウイルスに対する免疫力を高め、解毒作用もあります。甘草エキスや甘草生薬から摂取することができます。

ビタミンB6は、免疫機能を正常に近づけてくれます。牛レバー、カツオ、マグロ、サケなどに多く含まれます。

ただし、いくら良いといっても同じものばかり食べ続けず、様々な食品から多くの栄養素をとる食事を心がけてください。