安全な食べ物を選べる人になるためには、まずは「経験値をあげること」です。
有機野菜をたくさん見ていれば、そうではない野菜は、色、葉ぶり、持った重量感などですぐにわかるようになります。
また、野菜も果物も一番美味しく栄養価が高い旬のときのものを食べていれば、人工栽培されたものに出会うと、すぐに違いがわかるようになります。
積極的に機会を作って「その道の専門家」と会話をすることもいいですね。
たとえば魚は魚屋さんで買えば、今はどれが旬かはもちろん、「ウロコがぴかぴかしてるだろ、こいつは新鮮だよ」とか、
「これは正真正銘の天然あゆ。見分け方は・・・」などと目利きになるコツをいろいろ教わることができます。
野菜も産地付近の直売所に行くと楽しい発見があります。
都心で売られている「菜の花」はわずか15センチほどで、そういうものだと思いがちですが、産直場ではその倍のサイズでワサワサ葉を茂らせた甘い菜の花に出会うことができます。
また、生産者や産地が明確になっているものを選ぶ基準にしていくのも達人への近道です。
店頭にポップ(宣伝広告)が出ていたり、「こだわり」という但し書きが袋に添えられていることも多く、ちょっとした勉強になります。
もちろんそれらは、有機や無農薬、低農薬という安心食材である確率が非常に高くなっています。
これもとても大切です。
たとえば添加物は大変危険であるという本を読んだら、それに類似した本を読むのではなく、あえて逆の資料を読んでみましょう。
この場合は、添加物を作っている会社のホームページや、現代の食材とうまく付き合う方法の本などがいかもしれません。
正しい情報を得るためには、360度から真実を見極めることが大切です。
それから「仲間を作る」というもいいですね。
私がそうなのですが、安全・安心な食品に興味のあるご近所の主婦仲間でたまに集まり、情報交換をしています。
テレビの情報に詳しい人、本で調べるのが好きな人、家族でよく「農業体験」に出かける人、田舎が農家の人、スーパーに勤めていて業界の裏事情に精通している人・・・。
そんな仲間が集まれば、情報交換にはいくら時間があっても足りません。
一人だと判断が難しいことも、仲間と考えれば解決の糸口が容易に見えてきます。