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日本が輸入している果物で最も多いのは「バナナ」。
総輸入果物の6割に達するそうです。
ひとつのスーパーでも何種類ものバナナを置いてある場合も多く、日本人がいかにバナナ好きかを物語っています。
バナナやグレープフルーツ、パイナップルなどは多くが輸入品ですから、そこから安全なものを見極める、ということになります。
輸入果物でまず思い浮かべるのは「ポストハーベスト」です。
これは、農作物の成長過程で使用される農薬とは違い、収穫後の農作物の防カビなどが目的で使われます。
近年の使用量は減っているので心配はないといいますが、バナナなど手に持って食べるものは、小さな子どもが皮をなめたりしないよう注意したいものです。
さて、果物の中には、表面に農薬がついていると勘違いされる状態になっているものがあります。
まずはリンゴです
表面がべたべたしていることがありますが、あれは農薬でもワックスでもなく、リンゴが熟すにしたがって、りんごに含まれるリノール酸やオレイン酸が、果皮表面の「ろう物質」を溶かし起こる現象です。
巨峰などのぶどう表面についている白い粉は、ぶどう自身が表面を守るために出している物質でブルームといいます。農薬ではありません!
果物の多くは、買ったものをどう食べるかが安全性を大きく左右します。
残留農薬の可能性がある皮は、ナシでもオレンジでもレモンでも、よく洗ってから使うなり食べるなりしてください。
リンゴやナシは、「無袋栽培」と「有袋栽培」がありますが、「無袋栽培」が安全です。
袋は見た目をきれいに保つためにかぶせられますが、袋がかけられてしまうと、紫外線に当たらないために果皮についている農薬が分解されずに残るからです。
根菜は、できるだけ国産にこだわりましょう。
特に中国産は、発芽抑制剤や防カビ剤などが使われている可能性があるので避けたいところです。
また、里芋やレンコン、ごぼうなど、変色しやすかったり下処理が面倒なものは、皮をむいて切った状態で袋入りで売られている場合があります。
レンコンだと水と一緒に、ごぼうだと真空パック袋が多いようです。
これらの商品は調理には便利ですが、物によってペーハー調整剤や白さを保つための漂白作用のある薬剤や発色剤などが添加されている場合があります。
ですから面倒でも根菜は、できるだけ皮付き、丸のまま購入したほうが良いでしょう。
にんにくもぜひ国産を。
国産にんにくの8割は青森産の「福地ホワイト六片」という品種で、一片が大きく、身がしまり、色も白く、疲労回復効果のあるアリシンも豊富に含まれています。
中国産のにんにくは青森産の何分の一という破格値で売られていますが、味や香り、栄養価のいずれも劣るだけではなく、多量の農薬、芽止め剤(発芽抑制剤)が高確率で使われています。