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葉物野菜の選び方

肥料のやりすぎを葉色で見分ける

まずほうれん草。
基本的に葉先までぴんとしてみずみずしいもの、色は全体に均一で、黄変している部分が葉や茎にないものが新鮮です。
茎の部分を花束を持つように持ってみて、フカフカと弾力があれば新鮮で元気なほうれん草です。

さて色ですが、「葉の色が濃いものが良し」とされていますが、濃ければ濃いほどいいというわけではありません。
むしろ緑が濃すぎるものは危険です

葉物野菜の色の基準は、野草や雑草の自然な緑。
せいぜい濃い黄緑という表現でもいいかもしれません。
そうではなく過度に緑が濃いものは、内部に硝酸態チッソという物質が過剰に蓄積させている証。避けるべきでしょう。

チンゲンサイ、小松菜、つぼみを食べるブロッコリーなど緑黄色の野菜全般で、黒っぽいほど緑が濃いものは、ぜひ避けて欲しいと思います。
硝酸態チッソは体内で変化し、血液の酸素運搬能力を低下させて中毒症状を起こしたり、発ガンの原因物質生成の原因になるとされています。

ゆでこぼすことで硝酸体はある程度お湯に溶け出しはしますが、そういう野菜を選ばないに越したことはありません。
なお硝酸態チッソが野菜の中に過剰に蓄積される原因は、化学肥料にしろ有機肥料にしろ肥料のやりすぎです「早く大きく育てと野菜に無理をさせると色が濃くなる」。
覚えておきましょう。

虫食いは野菜にとって多大なストレス

「虫食い野菜は安全」について賛否両論があるのはご存知ですか? 
よくフランスの主婦は、「虫食いがあったほうが農薬をまいていない野菜だから安全」と、進んで買うらしいのですが、私はこの説には、いろいろ調べた結果として反対なのです。

野菜だって生き物です。
ということは、病気にならず、虫にも食べられずすくすく成長したいはず。
ところが野菜は人が食べやすいよう改良され、植物本来の毒性やエグみなどを減らされてしまいました。
その結果、野草よりも簡単に虫に食べられやすい体になっているのです。
ですから仮に虫に食べられ始めると、野菜は本来の防衛機能を目覚めさせると同時に、大変なストレスを感じ始めます。

そして野菜は、一箇所虫に食べられると、それをきっかけに硬化を起こしたり、毒性成分を自らで作り出して、それ以上虫に食べられないように自己防御をするのだそうです。
野菜が自身で作り出す毒性成分、いわば天然の農薬は、適度に使われた合成農薬よりも、ときに強い毒性を発揮します。
これはもちろん人体にとっても有害な物質です。

想像してみてください・・・・丁寧に人が虫を取り除いたり、最低限の減農薬で虫を駆除して、病害虫からも守られて育ったいきいきとした野菜と、完全放置で虫食いだらけになった野菜・・・健康で自然に近いのはどっち?

私は虫食いのない野菜のように感じます。ちなみに元気な野草や雑草は、そう簡単には虫に食われません。