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残留農薬について

残留農薬の基準値以下ならホントに安全?

農薬を使う目的は、

  • 農作物の病害虫を駆除したり病気を防いで安定した収穫を得るため
  • 農作物を長期保存するため
  • 農業従事者の労働を軽減するため

などがあります。

そして国内で販売・使用するすべての農薬は「農薬取締法」に基づいて登録と検査がなされていますし、使用量も安全基準値がきっちり規制されています。
規定を遵守して使用された農薬を、仮に農作物を通じて人が一生摂取し続けたとしても、データ的には人の健康に被害は及ぼすことはないとされています。
また農薬の大部分は太陽光線で分解され、雨で流されるものであるともみなされています。

 

ではその安全基準を見てみましょう。

「残留農薬基準」とは、食品衛生法で定められた食品規格のひとつで、食品に残留しても安全とされる農薬量の限度を農作物別、農薬別に明確にした基準です。
国産農作物、輸入農作物のいずれにも適用され、基準値を超える農薬が残留していた農作物は販売・流通禁止の措置がとられます。
ただ、農薬は「もともと人が口に入れることを想定して作られたものではなく」、たまに残留農薬基準値を超えた野菜が見つかり、回収などをされている現状を考えれば「基準値ぎりぎりで安全と判断されて流通している農作物もあるかもしれない」ということで、私個人的には、農薬に対しての不安がぬぐいきれないというのが本心です。

 

野菜は販売業者によって農薬の安全基準は異なる

農薬は「農薬取締法」で定義されており、農作物を害する昆虫、ダニ、線虫、菌、雑草、野ネズミの防除に用いられる「殺虫剤」「殺菌剤」「除草剤」「殺鼠剤」のほか、農作物の生理機能を増進または抑制する「植物成長調整剤」、害虫や鳥獣類を寄せ付けない「禁忌剤」があります。
また、害虫を誘引する「誘引剤」、農薬の効力を増進させる目的で添加する「展着剤」も農薬に含まれます。

さて野菜を流通させている業者は様々ありますが、実はそれぞれの業者によって農薬に対する考えが異なっているのはご存知でしょうか。
使用を禁止している農薬の数や、制限している(状況によっては一定の条件下で使用を認める)農薬の数が異なるのです。

2008年10月末時点で国が認めた農薬成分数は528ですが、たとえば野菜宅配「らでぃゅぼーや」で禁止している農薬数は113、「大地」では64、「パルシステム・エコチャレンジ」では20、「おいしっくす」や大手量販店では0というほど開きがあります。
この数字を見る限り「残留農薬基準値以下であれば良し」とする業者と、「農薬はいずれにしても使わないに越したことはない(無農薬を推奨)」という業者・販売者が世間には混在しているということになります。